AQUAとは、多重蛍光免疫染色標本の解析・数値化、病理標本におけるバイオマーカー探索・定量評価システムです。
蛍光免疫染色用の抗体検索、検出条件設定から蛍光画像取得、蛍光シグナル値のスコアリングまで承ります。
近年、組織切片上でのタンパク質発現解析法として、発色団(DABなど)を用いた免疫組織化学染色(IHC)を用いることが多くなりました。発色法によるIHCの評価は、観察者が目視でシグナル強度を4段階に区分し、スコアリングする方法が汎用されています。しかしながら、この評価法では、連続値を得ることができず、タンパク質によっては明確なスコア付けが困難な場合もあります。
また、従来からの解析法として、採取した組織からタンパク質を抽出したライセートを用いるウエスタンブロット法があります。ウエスタンブロット法は、組織破砕抽出液を用いるため、対象タンパク質の組織内局在は不明となり、半定量的で平均化されたデータとなります。
AQUAシステムを用いれば、組織切片内で、対象タンパク質が、「どこに」・「どれだけ」発現しているかが、連続した数値(デジタルデータ)として算出できます。
AQUAスコアは、十分に評価された抗体を用いた蛍光多重染色に対して求められるため、染色の再現性が高く、客観的にスコア評価が可能となります。
さらに、連続値であるAQUAスコアは、後の統計解析・クラスタリング解析に非常に使いやすく、従来の発色IHCスコアリングと比べて、より解像度が高くなり、大きなアドバンテージがあると考えられます。
技術詳細は、ページ下のリンクからご覧ください。
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HistoRx社 PM-2000高感度デジタルカメラ付き全自動制御蛍光顕微鏡
HistoRx社 AQUAsition 自動画像取得ソフトウェア
HistoRx社 AQUAnalysis 蛍光画像自動解析アルゴリズムによる定量解析ソフトウェア
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図1 ヒト由来FFPE-TMA標本におけるバイオマーカーXとpanサイトケラチン・核染色の重合わせ像
解析例はページ下のリンクからご覧ください。
*AQUA純正試薬 (AQUAntiplex assay)
・EGFR
・HER2
・ER
・PTEN
・mTOR
・panCK masking kit (rabbit & mouse)
*細胞内シグナリング関連
・EGFR, HER2/3/4 (total, phospho, mutation specific; L858R, Ex19 deletion)
・AKT (total, phospho)
・MAPK (total, phospho)
・cMET (total, phospho)
・phospho Ser (4A4)
・phospho Tyr (4G10)
*薬剤感受性関連
・ERCC1
・TS
*幹細胞関連
・CD44
・CD133
*アポトーシス関連
・Bcl-2
・cIAP
など、150以上のターゲット分子でAQUA解析例・文献があります。
ご希望のターゲット分子は、カスタムで対応いたします。
AQUA解析技術詳細、AQUA解析例(セルブロックアレイ・組織マイクロアレイ)も併せてご覧ください。