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HPVタイピング解析

HPVってなあに?

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HPVとは?

 ヒトパピローマウイルス(Human papillomavirus: HPV)というウイルスです。HPVには100以上のタイプがあります。そのうちハイリスク型HPVというものが子宮頸がんの原因になると考えられています。ローリスク型HPVは尖圭コンジローマ(外陰部にできるいぼ)などの原因になっています。

HPVはどのように感染しますか?

 多くは性交渉により感染すると考えられています。ですから過去に1度でも性交渉の経験がある人ならば誰でも感染の可能性があると考えられています。実際、若年層の半数近くの女性が何らかのタイプのHPVに感染していると言われています。

HPVは男性にも感染しますか?

 性交渉により感染するので男性にも感染しますが、男性への感染の詳しいことについては、まだよく分かっていないのが現状です。

コンドームで感染を予防できますか?

 完全な防御になるとはいえませんが、感染の危険性を少なくすることはできます。

一度感染したらHPVはなくなることはありますか?

 ほとんどが一過性(一時的)の感染で、その人の免疫力で自然に排除されます。

ハイリスク型HPVに感染すると必ず子宮頸癌になりますか?

 ハイリスク型HPVに感染しているからといって必ず子宮頸癌になるわけではありません。ほとんどが一過性の感染で自然消失します。子宮頸がんの原因はハイリスク型の持続感染で、持続感染がある場合は平均で10年以上の長い期間を経て子宮頸がんになる可能性がありますが、必ずしも全員がなるわけではありません。

※ハイリスク型HPVには16、18、31、33、35、52、58などがあげられます。

HPV検査とは?

 通常の検診(細胞診)と同じで子宮の入口の細胞を使ってHPV-DNA検査を行います。 HPVに感染しているかどうかを調べるスクリーニング検査と、どの型のHPVに感染しているかを調べるタイピング解析があります。

細胞診検査とは?

 採取した細胞を顕微鏡で観察して、上皮が正常か、がんになる可能性があるかどうか、あるいは既にがんになっているかどうかを調べる検査です。

HPV検査と細胞診検査の両方を受ける必要がありますか?

 細胞診とHPV検査の併用によって検診の精度がほぼ100%になります。また将来子宮がんになる危険性があるかどうかを知るひとつの指標になるので、併用検査をお奨めします。

細胞診・HPV検査がともに陰性でした。どのくらいの期間、検査しなくてもいいですか?

 米国の子宮頸がん検診のガイドラインでは、両検査とも陰性の場合、次回検診は3年後となっています。しかし、検査後に感染することも考えられますので定期的な検診は必要です。

検査で『HPV感染』といわれたら?

 ほとんどは一過性で免疫力により自然に消失しますが、まれに持続感染することがあり、子宮頸がんへの危険性が高まります。HPV検査を行い陽性判定が出た場合、ウイルスが消失するまでの間6~12ヶ月ごとにHPV検査により確認することをお奨めします。

どうしてタイピングが必要なのですか?

 一般的なHPV検査ではハイリスク型HPVに感染しているかどうかまとめて調べます。頸がんはハイリスク型HPVの持続感染が原因であるため、どの型に感染しているのかを定期的に調べる必要があります。タイピング検査は"何型"に"何種類"感染しているかを同時に調べることができます。HPV16とHPV18はがん組織から高頻度に検出されており、感染型を知ることはとても重要なことです。

HPV検査はどこで受けられますか?

 最寄りの産婦人科もしくは子宮がん検診を実施している健診センターにお問い合わせください。

※本解析サービスは医療機関様および研究機関様向けに提供いたしております。大変申し訳ございませんが個人のお客さまからのご依頼は承っておりません。解析をご希望の際は、お近くの産婦人科もしくは子宮がん検診を実施している健診センターにてHPV検査を受診のうえ、医師にご相談下さい。

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