HPV(ヒトパピローマウイルスウイルス:Human Papillomavirus)は現在100種類以上の遺伝子型が同定されています。その中の一部のHPVは子宮頸癌から高い割合で検出されることから、HPV感染が子宮頸癌のリスクファクターであることが報告されています。Munozらによれば子宮頸癌からは特定のタイプの型のHPVが検出され、それぞれの癌と非癌症例のHPVの型別の検出数から統計学的に、16, 18, 31, 33, 35, 39,45, 51, 52, 56, 58, 59, 68, 82, 26,* 53,* 66*がハイリスク型であることが証明されています。(*異常がないサンプルにおける検出数が少ないので統計学的な証明がされていませんが、癌のサンプルからは検出されています)

■正常細胞 ■HPV感染を疑う細胞
■参考文献
Epidemiologic classification of human papillomavirus types associated cervical cancer.
Munoz N, et al.
N Engl J Med. 348:518-527, 2003
●PapiPlex(TM)法は、株式会社ジェネティックラボ 先端医療開発部にて開発されたHPV解析法で、迅速・簡便かつ低コストで高い再現性を有する優れた方法です。
●同定可能なHPV型としては 6、11、16、18、30、31、33、35、39、45、51、52、56、58、59、66の16種類が特異的に検出できます。
●PapiPlex(TM)法は、複数の型のHPVが感染していた場合でも各々の型について同定することができます。
PapiPlex(TM)法の検出感度は、反応液中に100コピーのHPVゲノムDNAが存在すれば、16種類全ての型で検出・同定が可能であることを確認しています。
●子宮膣部・頸部より採取した細胞を液状検体細胞診(LBC)用容器に混和します。
●容器のまま提出してください。
●外科的手術摘出材料(凍結組織、ホルマリン固定組織)およびパラフィンブロックからの検出も可能です。
●他のHPV検査用容器の使用も可能です。研究用に抽出されたゲノム検体からの検出もできます。
HPVタイピング解析についてのお問い合わせは、hpv@gene-lab.comまでお願いいたします。