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免疫組織化学

一次抗体一覧

上皮系


抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
CEA 大腸癌をはじめとする消化器癌で認められますが、肺癌、乳癌、肝癌、膵癌などで検出されます。中皮細胞、白血病、リンパ腫、肉種では陰性を示します。 COL-1 CEA
Muc-2 分泌型Apomucinで、「腸型」とも呼ばれるように消化管などの Mucinous typeの腺癌に陽性像が多くみられます。 Ccp58 Muc-2
Muc-5AC 胃の表層部腺窩細胞に反応します。 poly Muc-5AC
Muc-6 胃の幽門・噴門腺、Brunner腺に反応します。 CLH5 Muc-6
Ber-EP4 扁平上皮角化層、肝細胞を除くほとんどの上皮細胞と反応。一般的な上皮組織マーカーに比べ中皮細胞、神経、筋などとの交差性がありません。 Ber-EP4 Ber-EP4
EMA 移行上皮、扁平上皮を含む正常上皮および上皮由来の腫瘍細胞に反応します。 E29 EMA
Cytokeratin AE1/AE3 重層扁平上皮の基底層、気管支上皮、導管、近位尿細管、腺癌、扁平上皮癌などと強く反応します。 AE1/AE3 Cytokeratin AE1/AE3
Cytokeratin8,Low MW 扁平上皮組織、扁平上皮癌とは反応せず、腺癌の検索に有用です。また、移行上皮にも陽性反応を示します。 35βH11 Cytokeratin8,Low MW
Cytokeratin,High MW 扁平上皮と反応し、肝、膵の腺房細胞、近位尿細管、子宮内膜腺とは反応しません。また、前立腺過形成と反応し、前立腺癌とは反応しません。 34βE12 Cytokeratin,High MW
Cytokeratin(CAM5.2) ほとんどの上皮細胞と反応します。正常組織及び腫瘍では、扁平上皮癌以外の上皮性腫瘍で強陽性となり、肺の神経内分泌細胞癌でも反応します。 CAM5.2 Cytokeratin(CAM5.2)
Cytokeratin 5/6 重層偏平上皮が陽性となり、低分化扁平上皮癌と腺癌の鑑別に有用です。また、上皮型中皮腫とも反応することから、腺癌との鑑別にも利用できます。 D5/16 B4 Cytokeratin 5/6
Cytokeratin 7 腺細胞とは反応しますが、重層偏平上皮とは反応しません。肺、乳腺、胆管、一部の前立腺は陽性となり、肝、大腸は陰性です。 OV-TL12/30 Cytokeratin 7
Cytokeratin 17 肺、子宮頚部、口腔内から発生する扁平上皮癌と強く反応し、子宮頚部から発生するほとんどの腺癌に陽性となります。 E3  
Cytokeratin 20 結腸・直腸癌、胆嚢・胆管・膵臓の腺癌に陽性で胃癌、乳腺・肺・子宮内膜の腺癌は陰性です。また、皮膚メルケル細胞癌では強い陽性像が認められます。 Ks20.8 Cytokeratin 20
β-catenin カドヘリンを介した細胞接着や細胞骨格形成に関与しています。乳腺において乳管癌と小葉癌の鑑別に有用です。   β-catenin
E-Cadhelin E-カドヘリンは上皮細胞の細胞接着や極性の維持、腺管の分化、重層化に関与しています。乳腺において乳管癌と小葉癌の鑑別に有用です。 4A2C7 E-Cadhelin

中皮系

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
Calretinin 神経系、中皮細胞、角化細胞、乳腺、神経内分泌細胞その他様々な細胞で同定され、正常および悪性の中皮細胞に発現しており、悪性中皮腫の鑑別に有用です。 Poly Calretinin
Thrombomodulin 血管, リンパ管, 中皮細胞や血管系腫瘍, 髄膜腫, 絨毛上皮ガンで陽性反応が認められます。また、肺の腺ガンと中皮腫の鑑別に有用です。 1009 Thrombomodulin
HBME-1 中皮細胞や悪性中皮腫の確認に有用ですが、肺、卵巣などの腺癌、甲状腺癌でも陽性のことがあります。 HBME-1 HBME-1
D2-40 リンパ管内皮に強く反応し、血管内皮には陰性です。精巣性胚細胞腫瘍、リンパ管腫、神経鞘腫、平滑筋肉腫、悪性中皮腫で陽性像が認められます。 D2-40 D2-40

非上皮系

筋肉系

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
Actin 骨格筋、心筋、平滑筋と反応し、その他の間葉・上皮細胞とは反応しません。 HHF35 Actin
α-SMA 平滑筋アクチンと反応し、骨格筋、心筋のアクチン、他の間葉・上皮細胞とは反応しません。 1A4 α-SMA
Desmin 平滑筋、横紋筋と反応し、これらの筋原性腫瘍の同定に有用です。 D33 Desmin
Myoglobin 骨格筋、心筋にみられる横紋筋と特異的に反応します。 Poly Myoglobin
Myosin 骨格筋ミオシンと反応しますが、心筋、平滑筋ミオシンとは反応しません。骨格筋由来の腫瘍の鑑別に有用です。 Y32 Myosin

間葉系

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
Vimentin 間葉系由来の細胞と反応します。 V9 Vimentin

神経系

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
GFAP GFAPと反応する。中枢神経系ではアストロサイト、一部の上衣細胞と末梢神経系ではシュワン細胞や腸のグリア細胞と反応します。 GA5 GFAP
CD57 NK細胞、一部のT細胞、ニューロン、グリア細胞、シュワン細胞と反応します。 NK-1 CD57
NSE 神経細胞、神経芽腫を含めた神経由来の腫瘍や神経内分泌腫瘍と反応します。 Poly Poly
CD56 (NCAM) NK細胞、一部のT細胞、ニューロン、グリア細胞、シュワン細胞と反応します。腫瘍では肺小細胞癌をはじめとし、神経内分泌系腫瘍に陽性を示します。 1B6 CD56 (NCAM)
S-100 グリア細胞、メラノサイト、軟骨細胞、シュワン細胞、ニューロン、ランゲルハンス細胞に認められ、これらに由来する腫瘍細胞に反応します。 Poly S100
Synaptophysin 正常神経内分泌細胞、神経内分泌由来の腫瘍細胞に陽性所見が認められます。 Poly Synaptophysin
Chromogranin A クローム親和性細胞腫、甲状腺髄様癌、小細胞癌、カルチノイド、ランゲルハンス島細胞腫と反応します。 Poly Chromogranin A
Serotonin セロトニンと特異的に反応します。 Poly Chromogranin A
Neurofilament 神経組織、神経内分泌組織および神経内分泌組織に由来する腫瘍の鑑別に有用神経組織、神経内分泌組織および神経内分泌組織に由来する腫瘍の鑑別に有用です。です。 2F11  

組織球系

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
α1- Antichymotrypsin 組織球やマクロファージと反応し、組織球系腫瘍および良、悪性の線維性組織球腫のマーカーとして有用です。 Poly α1- Antichymotrypsin
α1- Antitrypsin 遺伝性α1-AT欠損症、良性および悪性肝腫瘍、卵黄嚢腫および組織球に由来する腫瘍に反応します。 Poly α1- Antitrypsin
CD68(Kp-1) マクロファージと強く反応し、組織球由来であることの同定に有用です。 Kp-1 CD68(Kp-1)
Lysozyme 顆粒球、単球およびマクロファージと反応します。 Poly Lysozyme

血管系

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
CD31 内皮細胞中のCD31と強い反応性を示すため、血管由来の良性および悪性腫瘍の検索に有用です。 JC/70A CD31
CD34 造血幹細胞抗原と特異的に反応し、血管内皮細胞および神経芽細胞の一部に陽性像が認められます。 NU-4A1 CD34
F-VIII 内皮細胞、巨核球および血小板と反応します。 Z002 F-VIII

リンパ管系

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
D2-40 リンパ管内皮に強く反応し、血管内皮には陰性です。精巣性胚細胞腫瘍、リンパ管腫、神経鞘腫、平滑筋肉腫、悪性中皮腫で陽性像が認められます。 D2-40 D2-40

白血球系

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
bcl-6 正常リンパ組織において胚中心 B 細胞に反応し、腫瘍ではび慢性大細胞性 B 細胞性リンパ腫や濾胞性リンパ腫に陽性が認められます。 P1F6 bcl-6
bcl-2 濾胞性リンパ腫を始め、多くのリンパ球増加性疾患で陽性となり、反応性のリンパ濾胞と濾胞性リンパ腫の腫瘍性リンパ濾胞との鑑別にも有用です。 124 bcl-2
CD1a 胸腺細胞、ランゲルハンス細胞や指状突起樹状細胞に反応し、胸腺腫の分類や T 細胞性腫瘍の悪性度、ランゲルハンス細胞由来組織球症の鑑別等に有用です。 MTB-1 CD1a
CD3 正常/腫瘍性 T 細胞を検出するための Pan T 細胞マーカーです。 Poly CD3
CD4 胸腺髄質の細胞から正常の末血 T 細胞に発現しており、単球/組織球にも発現がみられます。免疫障害における T 細胞異常検出, リンパ腫の鑑別に有用です。 1F6 CD4
CD5 CD5 は 95% 以上のヒト T 細胞表面に発現しており、胚中心細胞性 B リンパ腫や正常 B 細胞の一部にも CD5 が発現しています。 4C7 CD5
CD8 CD8 抗原は、Suppressor/Cytotoxic T 細胞サブセットおよび一部の NK 細胞に存在し、正常胸腺細胞の大部分に発現します。 1A5 CD8
CD10 CD10は、胚中心の活性化、増殖しているB細胞にも発現し、上皮系細胞の多くにも発現します。 56C6 CD10
CD15(LeuM1) 顆粒球、組織球、皮膚のランゲルハンス細胞や指状突起細網細胞、上皮細胞の多くで通常陽性になります。ホジキン病のReed-Sternberg細胞にも反応します。 C3D-1 CD15(LeuM1)
CD20(L26) L26は、骨髄の初期B細胞を含むすべてのB細胞と反応します。マントル層および胚中心のリンパ球が染色され、形質細胞は陰性です。 L26 CD20(L26)
CD21 成熟Bリンパ球および濾胞樹状細胞と反応します。リンパ節および扁桃の二次リンパ濾胞の中心部を染色します。 2G9 CD21
CD22 B前駆細胞の細胞質や成熟Bリンパ球の表面に発現します。マントル層のB細胞は強く、胚中心の細胞は弱く染色されます。 FPC1 CD22
CD23 Bリンパ球、単球、および濾胞樹状細胞(FDC)に発現します。 1B12 CD23
CD30 活性リンパ球由来で、Ki-1 リンパ腫と言われる大細胞性リンパ腫群を同定できます。Reed Sternberg 細胞およびホジキン 細胞の検出にも利用できます。 Ber-H2 CD30
CD38 活性化したTおよびBリンパ球、NK細胞、単球、形質細胞および胸腺髄質細胞に発現しています。造血幹細胞の検策及び骨髄腫/形質細胞腫の鑑別に有用です。 SPC32 CD38
CD45(LCA) ほぼ全ての白血球の表面に表現され、腫瘍細胞では、非ホジキンリンパ腫, T 細胞性白血病, B 細胞性白血病, 骨髄性白血病の腫瘍細胞に陽性となります。 2B11+PD7/26 CD45(LCA)
CD45RO(UCHL-1) UCHL1はほとんどの胸腺細胞、一部の成熟Tリンパ球、活性化T細胞と反応します。また顆粒球、単球、成熟骨髄細胞も染色します。 UCHL-1 CD45RO(UCHL-1)
CD56 (NCAM) NK細胞、一部のT細胞、ニューロン、グリア細胞、シュワン細胞と反応します。腫瘍では肺小細胞癌をはじめとし、神経内分泌系腫瘍に陽性を示します。 1B6 CD56(NCAM)
CD57 リンパ系組織のNK細胞と反応します。消化管の神経内分泌系細胞、膵臓のランゲルハンス島の一部が染色される場合があります。 NK-1 CD57
CD79a Bリンパ球の分化段階全般にわたって存在し、分化初期から形質細胞期に至るBリンパ球と反応します。 JCB117 CD79a
CD138 形質細胞に発現が認められ、単層及び重層上皮細胞・血管内皮細胞に発現が認められます。多発性骨髄腫などの形質細胞由来の腫瘍で高い陽性率を示します。 5F7 CD138
ALK 未分化型大細胞性リンパ腫と反応します。 Poly ALK
Cyclin D1 mantle cell lymphoma では、かなりの頻度で過剰発現していますが、乳癌などの悪性腫瘍においてしばしば過剰発現が起こります。 P2D11F11 Cyclin D1
MUM1 悪性リンパ腫において幅広く発現しており、特にびまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫に強く発現しています。予後の予測に用いられる場合があります。 MUM1p MUM1

内分泌系

前立腺

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
PSAP 前立腺性酸性ホスファターゼ(PSAP)と反応し、正常前立腺、前立腺肥大症、前立腺癌原発巣、転移巣組織で強い染色性を示します。 PASE/4LJ PSAP
PSA 前立腺都特異抗原(PSA)と反応し、正常前立腺、前立腺肥大症、前立腺癌原発巣、転移巣組織で強い染色性を示します。 ER-PR8 PSA
P504S(AMACR) 前立腺癌や高度PINには高率に発現していますが、正常前立腺や前立腺肥大症には発現がなく、前立腺癌の鑑別に有用です。 15 P504S(AMACR)
P504S+Cytokeratinhigh
+p63
異型腺管の良悪を診断する際、3抗体をカクテルして使用することで腺癌細胞と基底細胞の有無を同時に確認することが可能です。針生検標本に有用です。   P504S+Cytokeratinhigh+p63

膵臓

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
Glucagon グルカゴンと反応します。 poly Glucagon
Insulin インスリンと反応します。膵臓のβ細胞およびインスリノーマのようなβ細胞由来の腫瘍の同定に有用です。 Z006 Insulin
Somatostatin ソマトスタチンと反応します。ランゲルハンス島由来の腫瘍や過形成部位の同定に有用です。 Poly Somatostatin

甲状腺・副甲状腺

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
Calcitonin 甲状腺のC細胞と反応し、甲状腺髄様癌の腫瘍細胞と反応します。 Poly Calcitonin
Thyroglobulin 甲状腺細胞と反応し、甲状腺由来の腫瘍の同定に有用です。 Poly Thyroglobulin
Parathyroid Hormone 副甲状腺腫瘍や異所性PTH産生腫瘍の同定に有用です。 3B3 Parathyroid Hormone

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
TTF-1 TTF-1 は肺小細胞癌と肺腺癌、甲状腺癌と反応します。肺の未分化型大細胞癌の一部 で陽性反応が確認されています。 8G7G3/1 TTF-1
Napsin A 高分化型肺腺癌組織上から新しく見いだされたタンパク質で高分化型肺腺癌に高い陽性率を示します。 TMU-Ab02 Napsin A
SP-A SP-Aは正常の肺ではU型肺胞上皮およびクララ細胞のみが陽性で肺癌では腺癌のみが陽性です。 PE10 SP-A

下垂体

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
ACTH 下垂体中のコルチコトロープ と反応し、ACTH 産生下垂体腺腫と特異的に反応し、下垂体腺腫の分類および下垂体の原発/転移性腫瘍の鑑別に有用です。 poly  
FSH 卵巣に対しては卵胞の発育と成熟、Estrogenの分泌を、精巣に対しては精細管の発育、精子形成を促進します。下垂体腺腫の分類に有用です。 ZMFS1  
HCGβ 胎盤から分泌される性腺刺激ホルモンで胎盤機能やMole,Choriocarcinomaなど絨毛性腫瘍、HCG産生腫瘍の確認に有用です。 ZSH17  
HPL 胎盤絨毛の合胞性トロホブラストから分泌され胎盤機能や絨毛性腫瘍の確認に用いられます。 Poly  
LH 下垂体好塩基性細胞から分泌.黄体形成ホルモンです。estrogen産生、黄体からのprogesterone分泌促進、アンドロゲンの分泌を促進します。 ZSL11  
Prolactin 下垂体前葉の好酸性細胞や胎盤脱落膜細胞から分泌され、PRL産生下垂体腺腫の確認に用いられます。 poly  
TSH 下垂体好塩基性細胞から分泌される甲状腺刺激ホルモンでTSH産生下垂体腫瘍、異所性TSH産生腫瘍などの証明に用いられます。 ZMTS2  
GH 下垂体前葉の好酸性細胞で産生分泌される成長ホルモンで GH産生性下垂体腺腫などの証明に用いられます。 poly  

肝臓

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
Hepatocyte ヒト肝組織から作られた抗体で、肝細胞に反応し、胆管には反応しません。肝内胆管癌とHCCの鑑別に有用です。 OCH1E5 Hepatocyte

乳腺

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
E-Cadhelin E-カドヘリンは上皮細胞の細胞接着や極性の維持、腺管の分化、重層化に関与しています。乳腺において乳管癌と小葉癌の鑑別に有用です。 4A2C7 E-Cadhelin
β-catenin カドヘリンを介した細胞接着や細胞骨格形成に関与しています。乳腺において乳管癌と小葉癌の鑑別に有用です。   β-catenin
GCDFP-15 (BRST-2) 乳腺ではアポクリン化生細胞で陽性となるが、乳癌ではアポクリン癌以外の癌でも部分的にでも陽性所見が見られる症例も多い。 23A3 GCDFP-15 (BRST-2)
ER
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子宮内膜上皮, 子宮平滑筋細胞, 乳腺上皮細胞の核と強く反応します。 腫瘍細胞に対しては、ER 産生乳ガンの上皮細胞と反応します。 1D5 ER
PgR
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正常の乳腺、子宮内膜、前立腺に発現しています。また、乳癌、子宮癌、卵巣癌などの様々な腫瘍においても発現が認められます。 PgR636 PgR
HER2
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HER2 タンパクはさまざまな腫瘍において過剰発現しており、特に乳癌においては診断・予後あるいは治療の重要な因子のひとつです。 Poly HER2

婦人科

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
Estradiol 女性ホルモンとして生殖器、乳腺の発育、機能促進に作用し、卵巣性腺間質腫瘍(顆粒膜細胞腫、莢膜細胞腫)で陽性を示す。質腫瘍(顆粒膜細胞腫、莢膜腫)で陽性を示します。 Poly  
Inhibinα 卵巣の卵胞顆粒膜細胞、莢膜細胞、精巣のセルトリ細胞、ライディッヒ細胞など、性索間質細胞が陽性を示すことから、性索間質性腫瘍の鑑別に有用です。 R1 Inhibinα

腫瘍マーカー

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
AFP 正常胎児肝、ヨーク・サック腫瘍、肝細胞癌の診断に重要なマーカーです。種々の悪性腫瘍(胃癌・結腸癌など)でもAFPの発現を見ることがある。 ZSA06 AFP
CA125 大腸癌, 乳癌,子宮乳頭漿液腺癌, 子宮類腺腫, 卵巣類内膜癌, 卵巣漿液腺癌, 甲状腺乳頭腫などの多くの腫瘍において陽性例が認められています。 OV185 CA125
CA19-9 胃・腸および膵臓の腺癌を含む消化管腫瘍は、強く反応します。また子宮内膜腺癌や甲状腺乳頭癌、胆嚢癌においても陽性所見が認められます。 121SLE CA19-9
CEA CEA は大腸癌をはじめとする消化器癌で認められますが、肺癌、乳癌、肝癌、膵癌をはじめとして、ほとんどの臓器の癌組織で検出されます。 COL-1 CEA
CD117(c-kit) GISTの他、マスト細胞腫、悪性黒色腫、セミノーマ、血管肉腫、小細胞肺癌など種々の腫瘍において c-Kit が陽性になります。 Poly CD117(c-kit)
HER2 HER2 タンパクはさまざまなヒトの腫瘍において過剰発現しており、特に乳癌においては診断・予後あるいは治療の重要な因子のひとつです。 Poly HER2

増殖関連・アポトーシス

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
bcl-2 濾胞性リンパ腫を始め、多くのリンパ球増加性疾患で陽性となり、反応性のリンパ濾胞と濾胞性リンパ腫の腫瘍性リンパ濾胞との鑑別にも有用です。 124 bcl-2
Cyclin D1 mantle cell lymphoma では、かなりの頻度で過剰発現していますが、乳癌などの悪性腫瘍においてしばしば過剰発現が起こります。 P2D11F11 Cyclin D1
MIB-1 細胞周期の G1, S, G2, M 期全般にわたって発現していますが、休止期 (G0) においては発現していません。脳腫瘍やGISTでは予後の検討に有用です。 MIB-1 MIB-1
PCNA 細胞周期の G1 期から S 期にかけて最大限に合成される核蛋白で、腫瘍細胞の生物学的悪性度や増殖能の判定および悪性腫瘍の治療方針, 予後の検討に有用です。 5A10 PCNA
p16 扁平上皮と子宮頸管内粘膜の前癌病変および癌領域の同定において有用です。 E6H4 p16
p53 p53 癌抑制遺伝子の点突然変異などが生じた場合に、多くの悪性腫瘍で陽性反応を示します。 DO-7 p53
p63 p63 の発現は、主に重層扁平上皮や移行上皮の基底層に認められ、基底細胞の確認に有用です。 4A4 p63
ssDNA プログラム細胞死中の核での一本鎖断列から生じる DNA の断片を認識し,腫瘍細胞やリンパ濾泡でアポトーシスを誘導されているリンパ球でも認められます。 Poly ssDNA

血漿蛋白・補体

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
β2-Microglobulin HLA-A,B,C(MHC classI)の軽鎖として多くの有核細胞の表面に存在しているが、悪性腫瘍ではその減少・欠除がみられます。 Poly Ig A
Ig A IgAはヒト血清Igの10〜20%程度を占めます。血清に含まれる血清型と,唾液,涙,初乳,気道,や消化管,生殖器からの分泌物に含まれる分泌型とがあります。 Poly Ig A
Ig G IgGはヒト血清Ig中では最も多く70〜80%を占めるほか血管外の組織にも含まれる.胎盤を通過する唯一のIgで,C1qに結合して補体系を活性化します。 Poly Ig G
Ig M IgMは分子量90万と最も大きなIgで,マイクログロブリンとも呼ばれる.ヒト血清Igの10%程度を占め,抗原刺激によって最初に産生されるIgです。 Poly Ig M
κ 各々ヒト免疫グロブリンのL鎖カッパ(κ),L鎖ラムダ(λ)と特異的に反応する.組織中の正常および腫瘍性B細胞の免疫グロブリを検出できるが,結合組織や血管内にある細胞外免疫グロブリンも同時に染色されます。 Poly κ
λ Poly λ

病原体

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
CMV 感染初期/早期のサイトメガロウイルスの検索に有用な抗体で、ヘルペスウイルス, アデノウイルスとは交差反応を示しません。 CCH2 CMV

その他

抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
CD99 (MIC2) ユーイング肉腫, 末梢神経外胚葉性腫瘍と中枢神経の膠芽腫と上衣腫, 一部の膵臓ラ氏島腫瘍のみが陽性となります。 HO36-1.1  
HMB45 悪性黒色腫の細胞質内抗原と特異的に反応し、転移性および無色素性悪性黒色腫の検索に有用です。 HMB45 HMB45
PLAP 様々なタイプの胚細胞腫瘍と反応します。 8A9 PLAP
Amyloid A AA 型アミロイドーシス(二次性アミロイドーシス)における腎臓や直腸を含む全ての臓器及び組織中の AA 型アミロイド沈着物と反応します。 mc1 Amyloid A

CD(Human)

CD1a CD3 CD4 CD5 CD8
CD1a CD3 CD4 CD5 CD8
CD10 CD15 CD20cy CD21 CD22
CD10 CD15 CD20cy CD21 CD22
CD23 CD30 CD31 CD34 CD38
CD23 CD30 CD31 CD34 CD38
CD45 CD45RO CD56 CD57 CD68
CD45 CD45RO CD56 CD57 CD68
CD79a     CD117 CD138
CD79a CD95 CD99 CD117 CD138


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