ジェネティックラボでは2000年から、自然科学における広い研究分野の先生方の信頼を受け、受託解析サービスを実施してきました。これまでに、ヒト、実験動物、モデル植物、微生物など多くの生物種の遺伝子・タンパク質の解析実績があります。また、用いたサンプルでは、凍結保存サンプル、血液サンプルなど高精度の解析に向いたサンプルから、本来分子マーカーの解析には不向きなホルマリン固定パラフィン包埋サンプル(FFPE)まで、様々な条件を検討し解析した実績があります。
臨床の組織サンプルの遺伝子解析には、多くの場合、病理診断のために作製した、ホルマリン固定パラフィンブロック(FFPEサンプル)を使用しなければなりません。当社では、通常クオリティが低いとされる、このFFPEサンプルについて、先生方のご要望を伺いながら試行錯誤を重ねたノウハウを蓄積することによって、一般的な受託解析企業では困難なサンプルにも対応できる技術を確立してきました。
ジェネティックラボは、国内の受託解析企業では唯一、遺伝子解析と病理診断の両部門を併設している企業であり、このような技術開発を可能にしております。両技術の融合により、パラフィン切片の標本作製から組織病理学的な情報に基づいた分子レベルの解析までトータルサポートを可能としているのです。
再生治療に向けた重要な研究領域であるiPS細胞や幹細胞、がん幹細胞などの分野では、今後ますます細胞レベルでの遺伝子、タンパク質解析、さらには1分子レベルの解析へと、研究者の求める先端的な解析技術の展開が期待されています。今後もこれら先端研究をサポートする基盤技術の確立を進めてまいります。
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