業界動向：開発トレンドを追う 白血病治療薬 ― キナーゼ阻害剤に続く第3世代の登場で治療選択肢は拡大へ ―

国際医薬品情報（2015.2.23号）掲載

「開発トレンドを追う 白血病治療薬 ― キナーゼ阻害剤に続く第3世代の登場で治療選択肢は拡大へ ― 」

慢性骨髄性白血病についてはイマチニブが登場し、飛躍的に治療効果が高まりました。ただし、イマチニブに抵抗性が生じており問題になっています。抵抗性がんに対しては次世代の薬剤が開発され、さらに次世代の薬剤でも効かないT315I変異（315番目のスレオニンがイソロイシンに変異）がんに対してはポナチニブが開発されました。その権利を大塚製薬が日本を含むアジアで取得しました。

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