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受託解析サービス

組織アレイ(TMA)、セルブロックアレイ(CBA)作製

組織アレイ(TMA)作製・解析サービス

2014/11/12 更新

■TMAとは

 組織マイクロアレイ(Tissue Microarray)とは、複数のホルマリン固定パラフィン包埋組織(FFPE)ブロックの任意領域から、円柱状に組織を抜き取り(コア)、各コアをパラフィンブロック1個に再包埋(TMAブロック)し、最終的に1枚のスライドグラスに複数の切片を搭載したものです。

 

■TMAを用いるメリット

 TMAを用いた解析は、IHC(発色・蛍光)やFISHなどの分子病理学的評価の際、実験手技による結果のばらつきの少ない画一的なデータが得られます。また、例えば標本を48枚染色する時間と試薬のコストを考えると、わずか1アッセイで48サンプルのデータが得られるTMAが非常にコストパフォーマンスが高いことが容易に想像できます。

 現在、免疫染色を使用した研究発表・文献の約10%でTMAが用いられています。それぞれのコアに対応する臨床データや試験データがきちんと紐づけされているTMAブロックを想像してみて下さい。そのTMAブロックから数百枚の切片を作製することができると予想されますが、それは数百ターゲットに対するアッセイが同時にまたは追加で可能であることを意味しています。論文で新規のターゲットが報告されたら、ただちにわずか1枚を染めて評価するだけで試験が完了し、報告できるかもしれません。

 

TMA~画像解析の必要性

 多数のサンプルを一度にアッセイできるのがTMAのメリットです。しかしながら、その評価の方法が課題となります。多数のコアについてIHCやFISHの評価を行う必要がありますが、目視で評価するにはその労力・時間が大きな負担になります。ジェネティックラボではTMA標本のIHCを効率よく評価するために画像解析システムを導入し、タンパク質の発現レベルを数値で評価するサービスを提供いたしております。

 

■TMA作製サービスの特長と品質

 当社のTMA作製サービスは、お客様と入念な打ち合わせを実施したうえで、ご要望に沿ったものをオーダーメイド作製いたします。まずは、お気軽にお問い合わせください。

  • 1ブロックあたり最大48コア(2mm径)または24コア(3mm径)を抜く領域を選定します
  • コアの領域選定は、HE染色像上でお客様にご指定いただく、または当社病理医におまかせいただくことも可能です
  • 作製したTMAブロックのHE染色標本を確認し、選定した領域が含まれていることおよびはがれ・キズなどがないことを確認しています

 

■市販TMAの活用

 市販のTMAは、抗原性やDNA-FISHの反応性の低下、目的の組織像が含まれていない、コアのはがれ・キズなど、高品質ではない場合も少なくありませんが、サンプルのリソースとしては価値があります。

 海外の様々なメーカーが、種々の組織・疾患領域を対象としたTMAを販売しています。また、搭載コア数、疾患群構成など製品仕様は様々で、臨床データが付随している場合もあります。実験を開始する前、また、臨床検体を収集する前のバリデーション試験に、まずは市販のTMAで解析してみることも、一つの選択肢としてお勧めします。当社では市販のTMAを用いた実績もございます。詳細はお問い合わせください。

 

■セルブロックアレイ(CBA)との併用

 培養細胞株も組織と同様にホルマリン固定後、パラフィン包埋を行い、切片化することができます。マーカータンパク質の発現の有無や、遺伝子の増幅・欠失・融合・変異などの情報が既知の複数の細胞群をTMAに搭載し、コントロールとして使用することができます。

 当社では肺がんおよび胃がんのセルブロックアレイを開発した実績もございます。また、培養細胞株に薬剤を投与し、経時的にサンプリングし1枚に搭載するようなカスタムCBAを構築することも可能です。CBAの画像解析システムによる数値評価も可能です。詳細はお問い合わせください。

 

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  • プロテオミクスで見出した新規バイオマーカーを組織病理学的評価するために、ハイスループット化したい
  • 次世代シーケンスで差があったRNA群を組織標本上でFISH解析するために、ハイスループット化したい
  • 自所に大量に保存しているパラフィンブロックを用いて、新規バイオマーカー候補のレトロスぺクティブ解析をしたい
  • IHC用抗体の評価を様々な組織で効率的に実施したい
  • TMAを構築したいが、自所にデバイスやプロトコルがない

 

■TMA作製装置

図1.png
(東屋医科器機社製)

 

■解析対象サンプル

【細胞】

  • 株化培養細胞
  • プライマリーカルチャー
  • 細胞標本
  • セルブロック標本

【動物組織】

  • ゼノグラフト(異種移植)
  • 同種移植
  • 遺伝子改変
  • 組織標本

【臨床検体】

  • 手術材料
  • 搾過・穿刺採取細胞検体
  • プライマリーカルチャー
  • 病理細胞標本

 

■申込書/注意事項のダウンロード

申込書等ダウンロードサービスページをご利用ください。

 

■お見積依頼・お問い合わせ先

株式会社ジェネティックラボ 営業部 【 sales▲gene-lab.com 】
〒060-0009 札幌市中央区北9条西15丁目28番地196 札幌ITフロントビル3F
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