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技術情報

免疫組織化学画像(抗体リスト)

内分泌系

前立腺
抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
PSAP 前立腺性酸性ホスファターゼ(PSAP)と反応し、正常前立腺、前立腺肥大症、前立腺がん原発巣、転移巣組織で強い染色性を示します。 PASE/4LJ PSAP
PSA 前立腺都特異抗原(PSA)と反応し、正常前立腺、前立腺肥大症、前立腺がん原発巣、転移巣組織で強い染色性を示します。 ER-PR8 PSA
P504S(AMACR) 前立腺がんや高度PINには高率に発現していますが、正常前立腺や前立腺肥大症には発現がなく、前立腺がんの鑑別に有用です。 15 P504S(AMACR)
P504S+Cytokeratinhigh
+p63
異型腺管の良悪を診断する際、3抗体をカクテルして使用することで腺がん細胞と基底細胞の有無を同時に確認することが可能です。針生検標本に有用です。   P504S+Cytokeratinhigh+p63
膵臓
抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
Glucagon グルカゴンと反応します。 poly Glucagon
Insulin インスリンと反応します。膵臓のβ細胞およびインスリノーマのようなβ細胞由来の腫瘍の同定に有用です。 Z006 Insulin
Somatostatin ソマトスタチンと反応します。ランゲルハンス島由来の腫瘍や過形成部位の同定に有用です。 Poly Somatostatin
甲状腺・副甲状腺
抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
Calcitonin 甲状腺のC細胞と反応し、甲状腺髄様がんの腫瘍細胞と反応します。 Poly Calcitonin
Thyroglobulin 甲状腺細胞と反応し、甲状腺由来の腫瘍の同定に有用です。 Poly Thyroglobulin
Parathyroid Hormone 副甲状腺腫瘍や異所性PTH産生腫瘍の同定に有用です。 3B3 Parathyroid Hormone
抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
TTF-1 TTF-1 は肺小細胞癌と肺腺がん、甲状腺がんと反応します。肺の未分化型大細胞がんの一部 で陽性反応が確認されています。 8G7G3/1 TTF-1
Napsin A 高分化型肺腺癌組織上から新しく見いだされたタンパク質で高分化型肺腺がんに高い陽性率を示します。 TMU-Ab02 Napsin A
SP-A SP-Aは正常の肺ではⅡ型肺胞上皮およびクララ細胞のみが陽性で肺がんでは腺がんのみが陽性です。 PE10 SP-A
下垂体
抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
ACTH 下垂体中のコルチコトロープ と反応し、ACTH 産生下垂体腺腫と特異的に反応し、下垂体腺腫の分類および下垂体の原発/転移性腫瘍の鑑別に有用です。 poly  
FSH 卵巣に対しては卵胞の発育と成熟、Estrogenの分泌を、精巣に対しては精細管の発育、精子形成を促進します。下垂体腺腫の分類に有用です。 ZMFS1  
HCGβ 胎盤から分泌される性腺刺激ホルモンで胎盤機能やMole,Choriocarcinomaなど絨毛性腫瘍、HCG産生腫瘍の確認に有用です。 ZSH17  
HPL 胎盤絨毛の合胞性トロホブラストから分泌され胎盤機能や絨毛性腫瘍の確認に用いられます。 Poly  
LH 下垂体好塩基性細胞から分泌.黄体形成ホルモンです。estrogen産生、黄体からのprogesterone分泌促進、アンドロゲンの分泌を促進します。 ZSL11  
Prolactin 下垂体前葉の好酸性細胞や胎盤脱落膜細胞から分泌され、PRL産生下垂体腺腫の確認に用いられます。 poly  
TSH 下垂体好塩基性細胞から分泌される甲状腺刺激ホルモンでTSH産生下垂体腫瘍、異所性TSH産生腫瘍などの証明に用いられます。 ZMTS2  
GH 下垂体前葉の好酸性細胞で産生分泌される成長ホルモンで GH産生性下垂体腺腫などの証明に用いられます。 poly  
肝臓
抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
Hepatocyte ヒト肝組織から作られた抗体で、肝細胞に反応し、胆管には反応しません。肝内胆管がんとHCCの鑑別に有用です。 OCH1E5 Hepatocyte
乳腺
抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
E-Cadhelin E-カドヘリンは上皮細胞の細胞接着や極性の維持、腺管の分化、重層化に関与しています。乳腺において乳管がんと小葉がんの鑑別に有用です。 4A2C7 E-Cadhelin
GCDFP-15 (BRST-2) 乳腺ではアポクリン化生細胞で陽性となるが、乳がんではアポクリンがん以外のがんでも部分的にでも陽性所見が見られる症例も多い。 23A3 GCDFP-15 (BRST-2)
ER
 
子宮内膜上皮, 子宮平滑筋細胞, 乳腺上皮細胞の核と強く反応します。 腫瘍細胞に対しては、ER 産生乳がんの上皮細胞と反応します。 1D5 ER
PgR
 
正常の乳腺、子宮内膜、前立腺に発現しています。また、乳がん、子宮がん、卵巣がんなどの様々な腫瘍においても発現が認められます。 PgR636 PgR
HER2
 
HER2 タンパクはさまざまな腫瘍において過剰発現しており、特に乳がんにおいては診断・予後あるいは治療の重要な因子のひとつです。 Poly HER2
Ki-67(MIB-1 index)
 
細胞増殖マーカーの1つであり、免疫染色により腫瘍の増殖の程度を表すMIB-1 indexとして知られている。特に乳がん、GIST、脳腫瘍など多くの腫瘍において、生物学的悪性度や予後としてよく相関することが知られており、細胞増殖マーカーとして非常に有用である。 MIB-1 Ki-67
婦人科
抗体名 臨床的意義 CLONE名 画像
Inhibinα 卵巣の卵胞顆粒膜細胞、莢膜細胞、精巣のセルトリ細胞、ライディッヒ細胞など、性索間質細胞が陽性を示すことから、性索間質性腫瘍の鑑別に有用です。 R1 Inhibinα

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