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技術情報

タンパク質多項目解析の応用(Luminex)

Luminex/マルチプレックスサスペンションアレイ

luminex.jpg 本サービスで はLuminex200システムを用いています。このシステムは米国Luminex社のLuminexシステムとxMAP(Multiple Analyte Profiling)テクノロジーを基盤とする技術です。ターゲットタンパク質に特異的結合する抗体と結合したLuminex®ビ ーズを液相でターゲット抗原に反応させます。このビーズは 蛍光色素で着色されており最大100種類の抗体を区別するこ とが可能です。

 さらに、抗原タンパク質に対する別の抗体と蛍光標識(ビオチン化二次抗体とストレプトアビジン-PE)した二次抗体を反 応させ、ビーズ-抗体-ターゲットタンパク質複合体を形成させます。フローメトリーによってLuminex®ビーズを1粒づ つ流しながら、赤色レーザとAPDセンサでビーズの直径と色を測定し、緑色レーザと光電子増倍管でビーズ表面の蛍光量を 測定します。

 このxMAP技術を用いることで、サンプル中の解析対象である各抗原を同時に定量することが 可能となります。計測後、 標準溶液の蛍光強度とタンパク質濃度から標準曲線を作成し、複数のターゲットタンパク質について濃度を関数式から換 算します。2色の蛍光色素の配合比率を変え着色されたポリスチレン製ビーズに、対象に特異的な 抗体を結合しており、 サンプル中のターゲットタンパク質と反応させ、ビオチン化二次抗体とストレプトアビジン-PEで蛍光ラベリングします。

 

1.解析システム:Luminex200Luminex200.bmp

米国Luminex社:製品ロゴマーク
Luminex社

 

2.解析キット:Milliplex™

Milliplex™は、サイトカイン、ケモカイン、アディポカイン、エンドクリンなど、数十種類の液性因子タ ンパク質の定量に特化した優れた製品です。

 

3.解析ソフト:MasterPlex QT ver.5.0
検量線のグラフ
 解析ソフトウェアを用いて項目ごとに検量線を作成し、サンプル中の濃度を求めます。
試薬メーカー推奨のロジスティック関数であるFive Parameter Logistics を用いた検量線から濃度を算出しています。

 

 Five Parameter Logistics(5-PL)は、非線形回帰モデルで、データを曲線に当てはめる際の事象の発生確率の予測に使われます。 5-PLモデルは非対称な曲線を描くことができるため、バイオアッセイや免疫測定時に有効なアルゴリズムです。

 

【原理】
【原理】(1)

(1)2種類の蛍光色素の量比を変え色分けされたビーズが最大で100種類あります。

【原理】(2)

(2)1種類のビーズに1種類の一次抗体を結合させます。

 
【原理】(3)

(3)抗原をキャプチャーさせた後、ビオチン化二次抗体と反応させ、ストレプトアビジン-PEで蛍光ラベリングします。

【原理】(4)

(4)フローサイトメトリーの技術を利用し、ビーズを1つずつ検出します。

 

   

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