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CAP(米国病理学会)認定取得のお知らせ

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株式会社ジェネティックラボは、2009年12月7日付けでCAP(College of American Pathologists:米国病理学会)認定を取得いたしました。

※認定承認起点日は同年9月29日
 
Cap logo
当社は、北海道大学発第1号のバイオベンチャー企業として、病理学的診断並びに医学研究を目的とした遺伝子発現解析などの先端医療技術の開発を行っており、この度のCAP認定取得は、当社の診断・解析・検査技術水準が世界標準の品質保証並びに充分な信頼性を持っていることを証明するものです。当社が今日まで培ってきた高い技術をもってより一層地域医療・社会に貢献するばかりではなく、国内外の製薬企業や医療研究機関の製薬治験や臨床試験を高い信頼性を持って受託できる技術水準であると評価されました。
 
また、病理組織診や細胞診項目等とともに、HPV(ヒューマンパピローマウイルス)のタイピング解析に関する項目でも認定を取得しましたので、最近注目されている子宮頸癌領域の早期診断にも有用である当社独自の遺伝子解析技術の品質と信頼性も今回対象に含まれることとなりました。
 
このことにより、北海道内の医療機関並びに患者様にとっては、当社が提供する正確で品質の高い病理診断報告を安心かつ信頼してご利用いただくことで、今まで以上に地域医療に対する社会的貢献を向上させて参ります。更に次世代の医薬品として世界中の製薬企業が開発に凌ぎを削っている「抗体医薬」の研究開発で利用が可能な分子病理領域への技術特化を大きく拡大発展させることや、最新の遺伝子解析技術により近い将来実用化が期待される遺伝子診断・治療による先進的医療に積極的に寄与していく新たなステージへ大きな一歩を踏み出したと確信しております。
 
 
【用語説明】:
■CAP
米国病理学会(CAP:College of American Pathologists)は、病理医、検査技師で構成される学会としては世界最大の学会です。現在世界21,500以上の臨床検査室を対象とした国際臨床検査成績評価プログラム(CAPサーベイ)、および世界 6,000以上の検査施設が参加する臨床検査室認定プログラム(LAP)などを実施する学会として知られています。グルコース検査の標準化を目的に1961年に設立されたCAPは、標準化のための検査室認定ならびに検査室間比較プログラムとしてサーベイを提供しており、現在では品質マネジメントツールや教育プログラムの提供、さらには世界的な標準化のために活動しています。
詳細は、CAPのホームページをご参照下さい。http://www.cap.org
 
 
■CAPの基本理念
CAPは、患者および社会に対して貢献できる臨床検査室業務を提供すべく、優れた病理医、検査技師のほか、医療従事者の育成に努めています。
 
 
■国内のCAP認定施設
「組織病理・細胞診並びに分子病理解析分野でのCAP認定」としては、北海道内初の取得施設となります。本州を含めた登録衛生検査所としては、今までに約十数施設が本認定を取得しています。

 

 

なお、本件に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお願いいたします。